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SM 小説 縁ちゃんと、楽しい仲間達

SMするんです。縁ちゃんと楽しい仲間達で、楽しく(?)SMするんです。

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魔王の都合1

魔王の都合

人間の姿に化けて、人族界を歩く。そういう能力を持った者がいなければ、気付かれる事は無い。

この世界はまだまだ未発達。なぜか一つの国を治めている私には、地球と言う科学の発達した世界の記憶がある。50歳になったばかりの男性の記憶だ。記憶に続きは無く、50歳になったばかりの所で途絶えている。

世の中が上から腐っているのは、乱れた国ならどこでも同じだ。その構造の知識を持っていた。おかげでわが領内では飢饉も起きず、魔族も人間も棲み分けこそしているが、共存している。専制君主制のいいところが出ている訳だ。ちなみに私は魔族に分類される種族である。

今は平和と言って差し支えあるまい。洪水対策も、水争いも無いように、治水、土木の工事をした。工事と言っても、重機を使うのではなく、魔法で行う。

そう、この世界には魔法があり、私自身にその能力があった。しかも、魔力の量も魔力の質も、魔族でも随一である。

土、火、水、風、闇、空間、時間、幻惑、重力の属性全てが使える。頑張れば光魔法も使える。使うと頭痛がしたり、酷く疲れるのだが、魔族でも、光魔法は使えるのだ。さらに呪印のような文字魔法、錬金術のような練成の魔法も使える。
精霊魔法や精霊関係のものは使えない。それを感知する能力は持っていなかった。

魔族は悪魔ではない。もちろん神でもない。ただのイレギュラーだ。

アンデッドどもは、私ぐらい魔力が多ければ、おとなしく言う事を聞くが、弱い者は平気で無視するし、あまつさえ魔力の無い人族には襲い掛かる。こういうのには文字魔法が便利だ。多少魔力を込めれば無力化出来る。

私の国で、生産を行うのは、基本的に人族だけである。それを襲うのは、問題以外の何物でもない。

基本的にと言ったのは、獣人族などがいるそうだが、会った事が無いからだ。世界は広い。まだ100分の1ぐらいしか把握していないので、仕方あるまい。

人族にも魔法を使う者がいて、大変重宝がられているが、2属性も使えたらいい方だ。魔力も多いものはいない。

鍛冶師や魔法師には魔族もいるが、彼らは気ままなので、生産者といえるような生産量を持たない。

私の国の文化レベルは、とても低い。私が現れるまで、人族は狩猟が6割、穀物生産が4割といった生活ぶりで、やっと定住生活を覚えたぐらいだった。

娯楽は無く、年に一度のお祭りで食べたり飲んだりが唯一の楽しみと言っていい。行商人すらろくにいないのだ。しかし、なぜか酒はあるんだよね。この辺りの代表的な穀物は米と麦で、残念だがビールは無い。

私の国では、私が全てを行い、取り仕切っている。
人族の取り纏めを人族の会議に任せてあって、連絡が楽なように、代表者は一人にしてもらっている。

近くには国らしい国も無く、外交を必要としないし、集落ぐらいはあっても、交易をするにも特産品らしい物は無い。また、集落も少なすぎる。

ついでだが、魔族には、もう一つ特徴があって、大気から魔力を直接取り込めるので、修行をすれば、食物が要らなくなる。

変な話だが、魔法で作れる食物がある。その過程を無くす修行で、食べ物要らずになれるのである。
だから、魔族は基本的に自由主義者が多い。魔族ぐらいの魔力の量があれば、空腹知らずである。多少魔力がある程度の人間には無理な相談だ。
魔族を縛る物は少ないのだ。寿命も平均1000年と長い。
しかし、寿命も病死などもあるから一概には言えないのだが。

そう、魔族は気が長いのだ。だが、その分進歩が遅い。自分の好きな事をして生きている。国としても、扶助要らずなので、戸籍らしき物だけ登録させ、後は放置状態だ。どうせ取れば出て行くので、税金も免除している。彼らの知識は有用だが、あまり社交性は無く、現在でも数十人しかいないので、国政に影響は無い。

私には、その人間の記憶があったので、多少他の魔族よりも進歩を重視している。私の国の住人は、およそ1万人ぐらい。記憶にある地球の日本で言えば、町になれるかどうかの規模である。

水、畑、水田、牧畜。不安があったら言ってこいと伝えてあり、それがほぼ解決したのがつい数日前の事だ。

人間の中で多少余裕を持った者が出始めたので、暦や農耕牧畜技術を研究する場所を作ったのが3日前、造幣所を作ったのが2日前、昨日と今日は休みである。

私の国から、10000kmぐらい離れると、文化レベルが中世ヨーロッパぐらいの国がいくつかある。
そっちには魔族が住んでいないのだ。住めば税金の対象になるからだろう。

今、私はそういう国の大通りを歩いている。大きな国なのだが、民の力が弱く、露店も無ければ、商店も少ない。
王族が治めているらしいが、専制君主制の悪い面が見え隠れする。
裏通りに入ると、奴隷の販売所と娼館ばかりだ。酒場は無く、大通りに面した食堂が兼ねている。
裏通りで酒を飲むのは危険だし、仕方無かろう。

こっちの国では、お金を取得出来ない者は、あっという間に奴隷になる。
奴隷に無体な事をしてはいけない事、奴隷には最低限でも毎日食事をさせなければいけない事、奴隷には財産権も無いが、納税の義務も無い事が、その理由だろう。

さて、私にはやっぱり魔王かという趣味がある。これは人間だった頃からの趣味で、少女を虐待して愉しむというものだ。

奴隷などどこにでもいる。溢れている。
私は空間魔法を利用して、私の城の別空間に幽閉するようにしている。
城と言っても掘っ立て小屋の砦なのだが、まあ一応城だ。

空間魔法の一番の特徴は、時間魔法と相性がいいという事だ。その中では、人間でも魔族でも、術者の技量で歳を取る事が無くなる。逆に取らせることも出来、非常に多彩に楽しめるのだ。

さらに私は、その部屋の中なら、ほぼ何でもアリなのだ。水魔法や光魔法で治療も出来る。
魔力に余裕があれば、蘇生も、再生すらさせられる。
寿命は変えられないが、だいぶイレギュラーな存在だ。

今、幽閉しているのは16歳の人間の少女一名、貧乳で、ちびだった。食べ物を与えつつ拷問していたのだが、なぜかなついた。
適当に成長させておいたら、ちびのままでグラマーになった。名前はテオと云う。

まあ大概嬲りつくしたので、記憶転写で掃除、洗濯、炊事、看護、行儀の記憶を覚えさせ、そのままこの幽閉空間の小間使いをさせている。

今日はその代わりの奴隷を拾いに来たのだ。買うなどバカな話だ。世界は奴隷で溢れかえっているのだから。

町外れまで歩く。段々建物が荒れ果ててきて、門外の貧民街に足を伸ばす。幽霊のような者たちが、こちらを見るが、それ以上の事はしてこない。
人生最後の時間を過ごしているのだろうか、覇気がまるで無い。

歩いていると、引ったくりが現れる。これが私の狙いだ。人間、特にこの辺の人間は、ほとんどがみんな誠実だ。生活に困らなければ、犯罪など犯さない。犯さずに死ぬ者も多いのだ。

私も裕福そうな服を着ていないし、持っていてもどうせと思われるような風体である。こんなのを狙うのは、ほとんどが子供であると勝手に思っているが、まあそう上手くいくのである。

ひったくられても盗人には魔法で印を付け、その場では、なにすんだばかやろーなどと叫んでみる。あ、財布が無いなどと定番を演じてみせる。

見物人の何人かが薄笑いを浮かべる。
(これだから、同情はするが、お前らに救いの手を伸ばそうって気にならないんだよな。別にいいんだけど。)

来た道を戻り、門内に入ったところで陰に隠れて不可視化の魔法を自分にかける。印を探し、遠距離透視の魔法を使う。
(ほう、兄弟か?)
盗んだお金で食べ物を買い、自分では食べずに弟だか妹だかに全部与えた。私はそのぐらいの額しか持っていかないのだ。他にも通貨らしきものは入れてあるが、この国では使えない。)
盗人は自分では食べずに、残さず全部与えた。
(私はこういうヤツが大好きなんだ。)
見れば、盗人も相当ひもじそうだが、微笑んでいる。

「転移。」
「空間拘束。」
小さい方が食べ終わったのを見て、乗り込んで、二人の動きを止めた。
「ふふん、この盗人め。だが、それはいいだろう。お前の兄弟思いの気持ちに免じて許してやる。で、ここからが大事な話だ。今から口だけ自由にしてやる。包み隠さず話せ。お前の肉親はコイツだけか?」
向こうを向いたまま、
「あんたは誰?」
「驚くだろうに、勇ましいヤツだな。次は質問に応えてくれると面倒が無くていいんだがな。お前の肉親はコイツだけか?」
「そうよ、3日前からね。あなたは、私が泥棒した人ね、ごめんなさい。もう、どうしようもなかったの。」
「ん、いい、許す。じゃ、次の話だ。お前は女か?」
「ええ、こんな格好だけど、女よ。」
「よし、ならば、私の奴隷になれ。そうしたら、そっちの小さいのの生活は保証してやる。この会話はそっちの子には聞こえていない。さあ選べ。奴隷になるか、二人とも死ぬか、今の選択肢はそれぐらいだろう。」

盗人は女の子のようだ。涙を浮かべていた。表情は、惨めさから来るものではなく、ほっとした安堵感からだったようだ。
「はい、私はどうなってもいいです。でも、妹は助けたいの。お願いします。」
(男かと思ったが、姉妹だったとはびっくりだ。)
男なら私の国の国民として暮らさせるつもりだった。

「転移。」
二人の子供と一緒に自分が作った幽閉空間に転移した。
「テオ、今は二人ともまだ客だ。少し衰弱しているので、先ずは休ませる。普通の朝食でいいだろう。明日用意してくれ。」
「はい、畏まりました。」
「お前達は、明日まで寝ていろ。睡眠、いや熟睡。」
動かれると面倒なので、睡眠より強い、熟睡の魔法で眠らせた。
魔法で浄化し、二人とも私のベッドに寝かせた。

妹か、適当に育つまで記憶を消した方がいいかな。それともときどき会わせてやるか。

孤児院、浮浪者収容施設は真っ先に作った。そこに住まわせればいいだろうか。



次の日、朝食を食べさせて、小さい方はもう一度寝かせ、大きい方だけに話を聞いた。
姉妹の名は順にマノとネアと云う名前だった。
マノはここで奴隷になり、ネアは孤児院に入れる事をマノが承諾した。

両親が次々病で亡くなったそうだ。子供の方が弱そうなものだが、この二人は生き残った。ある意味逆に不幸な訳だ。
マノは、驚いた事に人族の12歳。とてもそうは見えない。せいぜい10歳ぐらいに見える。
ネアは8歳だそうだ。両親が死ぬ病なのに、よく生きていたものだ。

「これで契約成立だな。お前は私の奴隷だ。ネアの方の記憶はしばらく消しておく。時期が来たらお前を解放して迎えに行かせる。その時はネアの記憶も元通りにしてやる。さて、お前も寝ろ。睡眠。」
仲良くベッドで寝ている。
マノは、もう私の餌食だが。



ネアは、私が見つけてきた浮浪者として孤児院で生活している。ネアのマノに関する記憶は消した。消すというより、幻惑魔法で上書きした。マノも両親と共に死んだと記憶している。キーワードで思い出す事が出来るようになっている。
私しか知らないニコチンタールと云う言葉なので、問題無かろう。タバコが懐かしいな。自分の分ぐらい作れるのだが、放置している。

さて、やっとこの時間が来た、とはいえ、準備不足だが。
「マノ、あらためて確認する。お前は何だ。」
「はい、ご主人様の奴隷です。」
「そうだな。予定ではこれから数年、下手すれば一生、お前には楽しい事が無い。お前が壊れずに、私を満足させてくれたなら、必ずお前かネアに報いよう。」
「はい、頑張ります。」
「ん、じゃあ、もう着る事は無い。服を全て脱げ。」

不思議と覚悟していたのか、おずおずとではあるが、素直に脱ぎ始める。
裸になったところで、秘所を手で隠している。胸はツルペタで隠す必要を感じないらしい。

「一つ言っておきたい事と一つ見せたいものがある。私は怪我を瞬時に治せる。見せたい方はこれだ、歯を食いしばっておけ。」

自分の腕に魔力を宿してマノの左の腕を握り、へし折った。
「ひぎゃああああああああああああ、ああ、ああ、腕が、腕があああああああああ。」
腕は前に転げ落ちた。

取り乱すマノを空間拘束で押さえ、治療を行う。
「腕が、腕があああああああ。え?ある。」
「私は瞬時に治す事が出来る。私の機嫌を損ねると、しばらくさっきのままで放っておく事も出来る。私の恐ろしさが解ったな。私には絶対服従だ。逆らうのは許さん。一つだけ初めに命令しておく。壊れるな。体の方は私が治せる。言っているのは心の方だ。」
「は、はいいいいいい。」
前に手を投げ出して、ひれ伏した。

「奴隷と云っても、私の奴隷は世界の最下等の存在だ。自分の弱さを知らぬ者は、相手にする価値も無い。今までにも感じたかもしれぬが、ここで再確認してもらう。まずこれだな。」

空間魔法を使って、肘から先、膝から先を消した。いわゆるダルマ状態である。自分ではほとんど何も出来ない状態だ。どさっと床にうつ伏せになった。

「こ、こんな事まで。ご主人様は神様なの?」
「うーん、お前にとっては悪魔の方かもな。」
その肘や膝の先を骨に融合させる形で金属でフタをした。先にはフックを付けてある。
こちら側を向くように、その腕のフックを壁のリングに掛けた。
「これから、そうされる事が多くなる。慣れておけ。」
「は、はい。」
恐怖が染み付いているので、よく言う事を聞く。

「もう一つ、お前は今、自分ではまともに排泄も出来なければ、入浴も、食事すら出来ない。そこにいるテオがお前の助けになってくれる。だが、私はテオに命令しない。お前がテオにお願いして始末してもらうんだ。」
「テオ、お前の後輩だ。お前がされた事を繰り返しているところだ。だが、お前は今の地位を自分で勝ち取ったんだ。コイツには厳しく当たれ。好きにしていい。ただし、お願いされたら、無視はするな。」
「はい。」
「ああ、それと、マノが粗相したら、もちろんマノがお仕置きされるが、お前にも飛び火するぞ。鞭でも何でも好きに使え、お前が治せる範囲なら怪我をさせても構わない。徹底的に覚え込ませろ。」
「はい、畏まりました。」
「ん、こうなると、私の世話は要らない。食事も城で済ませる。ソイツを鍛えて過ごせ。特に鞭にはよく馴らしておけ。3発ぐらいで泣き出したら、お前にも飛び火するぞ。」
「畏まりました。」

こうして1匹確保、時間に余裕もありそうなので、もう1匹ぐらい確保してもいいな。
「転移。」

奴隷は奴隷でも、虐待用の奴隷、テオはなついたからいいとして、数年して面白みが無いようなら、この国の国民として市民権を与えて追い出すつもりだ。

私の魔法は本当に便利だ。土魔法や、土と水の応用の木魔法でいくらでも家具や責め具を作れるし、瞬時に改造も出来る。
張り型を入れておいて、太くするのも簡単に出来る。

この世界の私はほぼ全能だ。だが、心は多少欠けている。50歳にもなって独り身でいた記憶は、私が女性恐怖症だったからだ。
やつらは簡単に裏切るのだ。それが酷い心の傷になった。さすがにもう治りつつあるが、少女への虐待はやめられないとも思う。

それが、虐待というか、いたいけな者へのイタズラが癒してくれる。理由は可愛いと思えるからだ。苦しんで泣いている子供は嘘など言わない。可愛いし、美しいと思える。特に女の子はね。

「ん、今度はもう少し年上、オッパイを責められるぐらいがいいな。転移。」

テオも、週と云う概念は無い世界だが、週に一度は相手してやろうと思っている。



今度はさっきの隣の国へ飛んだ。
こっちの国は、もう危ない。完全に病んでいる。王族はろくな者がいないし、大臣は金の亡者。
私から見たら、アンデッドの方が可愛げがある。
しかし、国は存続しているのだから、どうにも不幸な国民達だ。

こういう国の場合、国民の性格は健全だが、少しでも利権を得た辺りから腐敗している。
孤児院のような物は、私の国が初めて導入している。他の国には無い。だいたい教会を使って維持しているものだ。

病因に対する空間結界を身にまとい、出掛ける。
私が赴いたのは、町外れで、いつ死んでもおかしくない者達がうち捨てられている小屋だ。
いつかここから収獲しようと思っていた。
全員ほぼ疫病に罹っている重病人だ。
私なら、浄化を使い時間を掛ければ一人ぐらいは救えるだろうか。病人の方に体力が残っていないのだ。
そういう重傷者が送り込まれる。

いや、見るも無残なものだ。建物と云っても掘っ立て小屋だが、収容出来ない者は、小屋の外に捨てられていく。

その、小屋の前でうち捨てられた者を見ると、自分も病気でろくに動けないのに、無意識なのだろうか、隣で既に死んでいる子供をパタンパタンとあやすように叩いている者がいた。

「うーん、痩せていてよく判らんが、胸らしきものはあるな。ターゲットはコイツだな。」
空間魔法でその子に結界を作り、光学迷彩を施して、自分の場所に手繰り寄せて、浄化の魔法を掛けた。体内の浄化は時間が掛かる。
病状からすると、たぶん赤痢だろう。ろくに菌に対する知識が無いこの状態では、普通なら死病だ。
しばらく掛かったが、肛門から毒素を出し始める。
服も汚いので消滅させた。後は体力次第だな。

「おい、半死人、苦しくても生きたいか、それともあっさり楽に死にたいか、選べ。」
少女なのだが、話せないぐらい衰弱もしているようだった。
「む、まあいい、連れ帰ってから、聞いてみるか。」

「恨むかもな、でも、それもいいか。お前には生きる価値があると思った。先ずは生きろ。」
そう言いながら、回復魔法を唱えた。

少女は楽になったのか、くたっと寝てしまった。
「転移。」

壁に掛けられていたマノがテオに抱えられて食事をしていた。
口で噛み付くしか出来ないので、動物と同じだった。

突然戻ってきた私に、テオはゆっくりマノを下ろし、「お帰りなさいませ、ご主人様。」
「食事中か、いや、いい、続けろ。」
もう一度抱き上げて、マノに食事をさせた。

拾ってきた少女をもう一度浄化し、隔離結界を施し、ベッドに寝かせた。

「テオ、コイツが生き残ったら、マノの世話はコイツにやらせる。ただ、躾けは頼む。」
「はい、畏まりました。」

「病人だ。浄化したから、病因は取り除いた。しかし衰弱している。今夜がヤマだな。」
「は。」
「はい。」
マノも気丈に応える。

「テオ、そいつは自室に引き取ってくれ。私はここで夜を明かす。」
「は、御意に。用があればなんなりと。」

テオは、私の拷問を耐えてはいないが受け続けてきたヤツだ。
2日ぐらい寝ないで拷問するのもよくあった事だ。
肝が据わっている。

少女の顔色が良くないと判断したら、ヒールを掛ける。
これは光魔法だが最下級だ。
こうしながら一晩徹夜ぐらい、この魔族の体には何でもない。

空気が乾いているなと思えば、水+風魔法でミストを出す。
そんな感じで一晩を過ごした。



そう、彼女は助かった。だが言葉が通じない。
「知識転写。」
「う、私、え、何でこんなに体が楽なの?」
ベッドの上で声を出した。

「お前は死に掛けていた。それを私が助けた。だが待て、お前を助けたのには理由がある。」
「は、はあ。え、裸なの。」
「私はお前を私の奴隷にしようと思って助けた。かえって恨まれるかもしれない事をした訳だ。」
「ああ、私、体が動かなくなって、何かに載せられて、よく覚えてないわ。」
「希望を言え。ここで奴隷として、数年先に開放される事を考えながら生きるか、それとも、元の場所に返してほしいかだ。」
「よく判りません。時間をいただけますか。考える余裕が無いのです。ただ、助かったという事実に、素直にお礼を申し上げます。ありがとうございます。」
「ん、まだ全快した訳ではなかったな。それまで待とう。スープなら食べられるだろう。後で用意する。今は寝ておけ。睡眠。」

「さて、私も寝よう。魔族だが、やはり睡魔には弱い。ふふ、この辺り、50代の男の苦労した記憶が甦るな。」
そのままイスで寝た。

魔法で強化すれば、睡魔など怖くはない。自分は覚せい剤の存在を知っている。魔法で再現するのは難しくない。だが、心地よい疲労感だった。



暴れられても問題は無いが、体にはシーツを巻いてある。
一口スープを飲んで、死にぞこないは言った。
「私、もう一人なんです。両親も弟も恋人も親しかった友人も、片っ端からいなくなりました。」
「そうか、余計な事をしたのかな。」
「助けていただいたのです。とんでもありません。」
「そうか。」
「あの、私を助けた力って、魔法ですか。私にも使えたら、一人ぐらいは、いいえ、無理よね。」
「うーん、ちょっと私の魔力をお前に流す。手を出せ。」
「これでいいですか?」
魔力と聞いて、怯えながらも手を出してくる。

「ふん。」
ピリッ、ピリッ、・・・・・・ピリッ。
「うあああ、何です、これ、これが魔力?」
「うん、お前には、まあそれだけあればっていうぐらいの魔力がある。私のようには出来ないだろうが、多少は使えるようになるだろう。」
「そうなんですか、ありがとうございます。」
「ちょっと待て、私はお前を奴隷にする為に助けたと言っただろう。」
「え、そうでしたっけ。」
「ああ、奴隷として充分に尽くしてくれたら、魔法の使い方や、方法と共に開放してやる。それまでお前は私の奴隷だ。それでいいか?」
「はあ、いつまでです?」
急に苛立って、
「ええい、面倒なヤツ、もういい、お前は前の場所に戻す。面倒でいかん。」
「え、そんな、それなら、期限は聞きません。私をそれまでお好きにしてください。」
急に落ち着きを取り戻し、
「んー、まあ、普通に混乱しているのか。まあ、解らない事も多いだろう。しばらくここにいろ。ここからは出られん。服も無い。」
「は、はい。」

何故か苛立っていて、私は放置して逃げるように部屋を出た。名前は聞いていない。契約前だから何でもいい。

城で大臣からの報告を聞く。暦も出来ていないので、いい加減な報告内容になっているが、まあ体裁は出来ている。

次は何だろうな。両替屋が必要だろうが、銀行かな。製材所も木工所も出来ている。出来ても使えるヤツはいないんだけどな。それとも冒険者ギルドかな。

ま、あまりこちらから手を出さずに、彼らの自主性に任せよう。



さて、最初は先ず性に目覚めさせる事からかな。
裸で飼う訳だから、羞恥心も刷り込みで覚えさせると面白かったな。
そうそう、下の世話が楽になるようにしてやるか。
クク、グリセリンを作って溜めておこう、ロウも欲しいな。この世界だと貴重品だ。
どちらもスライムに命令すれば作ってくれる。ローションやグリースすら合成してくれる。

城の部屋に封印術を施した研究所に向かう事にする。

私は、まだその性欲の片鱗も見せていないが、スカトロと、出来るけれども可逆的でない破壊は嫌いだ。眼球を抉って治す事位は簡単だが、心を折りたい訳ではない。

ここからは私の話になるが、何と言っても私は魔族だ。利用価値があるうちは、王とか皇帝とか持ち上げてくるだろうが、無くなれば、脅威の一つでしか無いだろう。

だから、この世界で私が信用出来る人物は、今のところ、テオぐらいしかいないのだ。
だから、こういう時間を利用して眷属を増やしたいのだ。その為の奴隷選び、趣味と実益を兼ねているのだ。

いざとなればこの国は人間にくれてやる。しかるべき道を辿って、繁栄して、そして衰退するだろう。

その時は、私は魔族と眷属を率いて、未開地の地下世界にでも千年王国を作るつもりだ。
そのためにはとにかく忠義の篤い人が必要なのだ。
頭がいいのではなく、常に公正を口に出来る事も大事だ。

人間は弱い。だが、私に何年も虐待されて過ごした者は、普通の人間より精神的に強い。
そこにも自分の趣味を組み合わせている訳だ。

拘束具多種類、全頭マスク数種類、耳栓、目隠し、口枷、生成魔法の練習のために練成を繰り返して作ったものが既に何丁も倉庫に収めてある。

肛門には常にスライムを1匹、膀胱にも1匹、子宮にも1匹棲まわせる。私の命令が絶対である事を生活レベルから体で覚えてもらう。

膣には張り型を入れ、その張り型はスライムがいやがる呪を施したものを使う。これにより、張り型が近付くのを嫌がり、スライムは電撃を放つ。休憩時間でもお構い無しだ。

マノは四つ足にしたのだったな。ふむ、専用の子供イスを作っておくか。クリトリスと乳首用のピアスか装飾品がいい。働かせる訳でもない。鼻にもリングを付けさせるか。耳にもあるといいな、あるだけ呪を込められる。
首輪は、まだ納得の行く物が出来ていないが、間に合わせならたくさんある。

針金を一巻き。パイプやカテーテルなんて物もある。魔法で処理すれば、樹脂と変わらない性能になる。

大きい方は使役する為に腕輪、足環も手首と二の腕用、足首と膝上用。後になるが、貞操帯と金属製の胸当ても追加していこう。

貞操帯には、外側にも張り型を作り、マノを串刺しにしてほぼ一緒に行動させる為だ。

私は数種類のスライムを幽閉出来る数部屋で飼っている。
スライムは、体が水分98パーセント、原形質流動で移動する原始的なモンスターだ。
しかし、コアは少し話が違う。食べる(取り込む)逃げる等の簡単な命令しか書き込まれておらず、こちらもほぼ98パーセントが空いているのだ。

そこに属性やタンパク質合成○○とか、グリセリン合成等と書き込むと合成が出来るようになる。
重合を行えば、化繊も作れるし、プラスチックも作れる。(する気は無いけど。)
それも大気中の魔力を吸収して行うので、その物質の意味が解る者には、この上無く便利なモンスターなのだ。

液体の方が効率がいいが、モグサ等の粉末も作れる。
重合釜は記憶にあるが、魔法で練成すればいいので、必要無い。

これらも私しか知らない事だが、このままでいいと思う。人間はある意味怖いからね。

子供イス、大きいののイスを作り、責め用の針数千本、縄、鎖、鉄仮面、親指だけ自由になる鉄の手袋、走ったり出来なくなるが、重力系魔法で転ばない靴も作った。

準備は万端と言えるが、専用の拷問室を幽閉空間に1部屋増やそう。
交互に等と考えていたが、同時の方が効率もよさそうだ。常に一緒にいさせてやろう。

少し人体改造をして、口や鼻以外に呼吸用の器官を作るのもいいだろうな。
大きい方の胸に空間魔法で穴を開けて、雷系のモンスターを棲ませるのも面白そうだ。

まあ、二人ともまだ病人のようなものだから、無理してもいかんな。近々は簡単な装飾程度にしておくか。

国の方は、農作業の効率が上がるまでは独立職は無理だろうな。随分先の話だが、10年先までは行かないと思う。
「ん、眠くなった。寝ておくか。」

執務室の大きな肘掛付きのイスで寝る事にした。
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